技術実用例

路面状況データのモニタリング技術

高速道路の路面状態(凹凸)のモニタリングシステムを開発しています。自動車のばね下部分に振動型エナジーハーベスタと無線加速度センサモジュールを取付け、加速度センサで収集したデータを無線モジュールから管理センターへ送信し、リアルタイムに路面状態をモニタリングします。さらに独自のビッグデータ解析プログラムによって道路保守の判断と保守箇所のマッピングを行うシステムを開発しています。

 

 

設備状況モニタリング技術

私たちのエナジーハーベスタは、身の回りの振動から電気を創り出すことが出来ます。下の例では真空設備用のドライポンプの振動を利用して発電し、LEDを点灯させています。

 

また、同様にドライポンプの振動を利用して発電した電力によって、加速度無線センサモジュールを駆動することも可能です。下の動画では、取得した加速度データを定期的に無線通信で親機(動画ではノートPC)に送信している様子が確認できます。

このような無線センサモジュールを

・機械設備/大型プラントの損傷検知

・高層ビル/一般住居の地震によるダメージの定量的診断

・完全自動運転(姿勢制御)用途のタイヤ内センサ

などの状態監視用システムとして展開していきたいと考えています。